ぎっくり腰のメカニズムについて解説します。

最近、新規の患者さんから「ぎっくり腰になってしまって、、」という予約がとても多いです。ひどい場合、ご家族に肩を借りて来院される方もいます😓

今回は、「なぜぎっくり腰がおこるのか」を解剖学的に解説していきます。ぎっくり腰にはいくつかパターンがあり、ここでは体勢を変えた時や重い物を持ち上げようとしてギクッとくるものについて解説します。

ぎっくり腰を説明するうえで重要なのが筋紡錘(きんぼうすい)という感覚器と大腰筋という筋肉です。筋紡錘とは簡単にいうと筋肉の伸びを検知するセンサーのようなもので、全身の骨格筋に分布しているのですが、大腰筋という筋肉に特に多く含まれています。つまり大腰筋は伸び縮みに対して敏感ということです。

大腰筋は第12胸椎、第1~5腰椎から大腿骨の小転子という部分にかけて付着しています。(上の図)腸骨筋という筋肉と合わせて腸腰筋とも呼ばれます。

慢性的に大腰筋が縮んで硬くなっている人が体勢を変えたりすることで急にこの筋肉を伸ばすと、筋紡錘が「いつもより大腰筋が伸びすぎている!」と中枢神経に伝えます。すると中枢神経から元の縮み具合に戻そうと反射的に大腰筋を縮める指令がきます。結果、大腰筋がギュッと瞬間的に短縮してあのギクッという感じになるという訳です。大腰筋が普段から硬い人はぎっくり腰のリスクが高いということですね。

もちろん大腰筋が関わっていないぎっくり腰もあるので最短で治す場合、正しい検査と適切なアプローチが必要です。

とてもザックリと説明したつたない文章でしたが、原因についてなんとなくイメージできたでしょうか?最後までお読みいただきありがとうございます。

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