今回は久しぶりの症例報告です😄
50代女性、朝起きた時から首の痛みが強く、痛みによる可動域の制限が顕著にありました。寝違えだと左右が向けないパターンが多いのですが、この方の場合、上を向く動作で痛みと可動域制限が強かったです。
意外と知られていませんが、寝違えは脇の下を通る腋窩神経という神経が圧迫を受けることで起こります。なので脇の下の筋肉や肋骨などへのアプローチが効果的なんです!
しかしこの方の場合、腋窩神経にアプローチしても効果はイマイチで最初よりはいいけど、、、という感じでした。
そこで、別の箇所を施術したのですがその後、痛みが5割以下になり、首の可動域も大きく改善しました。
その別の箇所というのが、アキレス腱です!もう少し具体的にいうと、ふくらはぎの腓腹筋という筋肉からアキレス腱に移り変わっていく筋腱移行部という箇所です。
アキレス腱が寝違えと関係しているなんて不思議ですよね?解剖学的な理由を説明しようとすると、かなり専門的な話になってしまうので割愛させていただきますが、私自身このことについて勉強したときには、なるほど~と納得できました。
人間の身体は不思議でおもしろいですね😃もしまた珍しい症例がありましたら紹介させてもらいます。最後までお読みいただきありがとうございます。
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